junk星取り表
 
 みなさん、こんにちは。以下につづられているとりとめのないjunk話は、ボクがパソコンというものをさわり始めてから出会った (買った)junkすべてのおよそ八割ほどです。残りの二割は、未だ動作未確認のものとコード、ケーブル類等おもしろみのないもの、そして記憶の彼方へと サヨナラしてしまったものです。例外的に動作未確認のものも含まれていますが、それはやはり例外ということで御理解くださいませ。忘れてしまったものは、 おおむねこのページを書く以前に捨ててしまって手元になくなってしまったものです。

 さて、ここでのjunkの定義は基本的に『一切、保証なし』です。品物に『保証なし』と書いてない場合もありますが、まぁ、『保証つき』と書いてなけれ ば『保証なし』でしょう、普通。秋葉原とはそういうところだとボクは理解しています。
 また、コメントが書かれた時期とそのjunkを買った時期、もしくは動作確認を行った時期とは必ずしも一致しません。そこらへんは自分でもわからなく なってしまったので、適当に内容から判断するしか方法はなさそうです。しかし、junkにおいては、その時期というものは色々な意味で重要な要素であるの で、そこらへんを考慮しながら読んでいただけると助かります。

 評価は、☆が多いほどステキなjunkで、★が多いほどゴミです。いや、ホントはゴミなんていう思いやりのある言葉は使いたくないのですが、これといっ た罵詈雑言が思いつかなかったのでしかたありません(現在、メールに てステキな罵詈雑言募集中!)。最大値は、それぞれ三個で、星がつかないフツーのjunkは、で表されています。
 左側に表示された値段は税込みですが、コメント中の値段は適当です。購入店はすべて秋葉原にあります(一部、過去形)。

 それでは、我がjunk遍歴の顛末、ヒマツブシに笑ってやってください。
 
品名
値段
購入日
購入店
☆☆☆
コメントです。
COMPAQ 
Prosignia 300
13,440円
2000年2月21日
大漁エレクトロ

prosignia image

 hostname nadesicoを与えられた記念すべき最初のパソコン。Pentium90MHz  32MB  2.1GB、SCSIオンリーで構成されたCOMPAQのサーバーマシン。サーバーって高性能なんでしょ、ってのが初心者だったボクの考えだったのでし た。ついでに、SCSIってのもよくわかってなかったのですが、とりあえずイイモノらしいってことで、これに決定です。これにVine Linux 1.1を入れようとしたのですが、BIOSをいじれない(別にユーティリティが必要)のでCDーROMからbootできないという事態に遭遇。とにかく初 めてなので、なすすべがないのです。インストーラ起動用のフロッピーを作ろうにも、だからパソコンがないんだってば!こんな「鶏が先か卵が先か」なんて問 題にかかわってると人生棒にふるので、結局もう一台買いました。えー、ちょっとしたギャンブルでしたよ、なにせネットにつながってるワケもなし、とにかく 情報がないので、もう目をつぶって買うしかなかったのです。起動時、適当にキーを押してBIOSの画面がでてきたときはホントほっとしましたね。
 で、なんとかこのProsignia 300も動くようになりました。当初は同じようなパソコンを二台も買ってしまって、なんて無駄使いなんだとも思いましたが、今ふりかえってみるとそれなり に役にたったかなぁ、ってな感じです。こいつはハード関係の実験機として今でもよくいじります。ちなみに現在は PentiumODP150MHz  64MB  4.3GB  という構成になってます。
 まぁ、記念すべき第一号ということでとりあえず☆はひとつかな。ホントは、〜だけど…。
Canon
INNOVA 8330
12,600円
2000年2月22日
エジソン
 初代メインマシン、Canon INNOVA 8330 hostname sakura。上記のProsignia 300とこれのどちらを買うかボクは悩みました。結局Prosigniaを選び、最終的には二つとも買うことになったという青春の甘い思い出、ファースト キスはレモンの味。はじめからこっちを選んでたら世界の歴史は変わっただろうに…。
 Pentium133MHz  32MB  1.6GB、junkとしては、とくに面白味のあるモノではありませんでしたが、初代メインマシンとしてよく働いてくれました。お礼もかねて☆をひとつ差 し上げたいと思います。
 ちなみにこれは十台くらい置いてあったのですが、一年後に残っていた二、三台はちょうど半値の6,000円になってました。あまりにも妥当でjunkと しては、ホントつまらない感じですねぇ。
Canon 
BJC400J
2,100円
2000年5月中旬
じゃんぱら
秋葉原2号店

An image of a manual of bjc400j

 ボクがパソコンを買おうと思った目的の一つは、ワープロを使って印字することでし た。というわけでプリンターです。今の時代では、完全なオモチャでしかない 360dpiのプリンターです。一応、付属品完備で、お決まりのWindowsのテストプリントがはってありました。ついでに梱包できない旨を書いてある 紙も…。はだかのままjunkプリンターをかかえ、山手線に乗るのはちょっと恥ずかしかったです。
 このBJC400Jは、テストプリントが出来ているのですから、動作に問題はありません。そんなこんなでしばらく使ってみた感じも、なかなか良好です。 で、結構使いこんでくるとインクが切れます。そこでインク交換をしました、しました…???で、できない…。な、なんと、メンテナンス用のコードを受け付 けてくれないのです。具体的に言うと、交換できる位置までカートリッジが動いてくれません。ま、まぁ、junkですからねぇ…。しかたがないので、テキ トーに動かしてやり、交換できる位置にカートリッジが来た時、思いきってコンセントをひっこぬいてやりました。見事カートリッジ交換の位置に止まり、なん とかこの問題はクリアです。とりあえず今のところ、何もまずいことは起こっていないみたい…。
 結局のところプリンターの値段は、カートリッジの値段なので junkを買うことにどれだけの価値、意味があるのかは微妙なところです。くわえて機械部分が多く信頼性に難があること、またマニュアルなどの付属品がな いとどうしようもない場合があるなど、個人的にプリンターは、一番 junkに向かないものだと思っています。では、ボクはこれを買って後悔しているかというと実はそんなことはありません。360dpiとは言え、文字を印 刷するには十分だし、見た目も最近の個性的なデザインのプリンターとは違ってスッキリしてるし、結構気に入っています。ただ、人に自慢できるようなところ は何もないので、評価としては、〜です。
 画像は、付属品のマニュアルです。フォントの設定やかな漢字変換の設定などで、このマニュアルの文字コード表は大きな助けとなりました。感謝の意味をこ めて画像にしてみました。しかし、こういう資料はとても重要なはずなのにあまり見かけません。みんなはどうしてるんだろう …?
SAMSUNG
SV0842D 8.4GB
1,500円
2000年3月中旬
プロサイドオアシス
秋葉原店

An image of samsun HDD 8.4GB

 これはボクが初めて買った本体、モニター以外のjunkです。ということは、よく よく考えてみると随分最初の方のjunkなのか…、あれ、そうだっけ、そんな前だったのか。ということで、ホントにこの店で買ったのかよく憶えていませ ん。確かに、あの辺りだったと思うのですが、何分古い話なので…。
 この頃にはボクもそろそろインストールに慣れてきていました。もっとも、インストールに慣れる( 繰り返す)なんてことは、あまり良いことではないのですが、それはともかく、当時のメインマシンには、Windows3.1、Vine Linux 1.1、Redhat Linux 6.0の三つのOSが1.6GBのハードディスクに詰め込まれていたのです。さすがにこれではツライので、もっと大きなハードディスクが欲しいなと思って いました。
 で、秋葉原をふらついていると何やら人だかりが…。どうやら店先でタイムサービスか何かをやってるようです。ボクもその中に入り、なにかおもしろいもの はないかなと覗きこんでみると件のハードディスクが一人寂しくコロガッテいたのです。見た目はとてもきれい( 製造年月日は、なんと1999年12月!)。これはどう見ても動作確認済みN.G.です。何人かが、これを手に取り、そしてもとのjunk箱にもどしてい きました。正常な判断力です。今なら、ボクもこんなものには手を出しません。なにせ、20GBの高性能な新品(バルク)が10,000円で買えるのですか ら、リスクとコストパフォーマンスを考えたらとても見合いません、と言うか現在ではjunkハードディスクを買うメリットはまったくないと言っても過言で はない状況です。
 とは言うものの、これは2000年3月の話ですし、諸般の事情により買ってみました。メインマシンの中を開け、色々やって、起動です。おぉー、認識して いる、認識している、認識している、認識している…けど、えっ?か、固まってる!なーんだ、ハズレか、残念。正直かなりショックでしたが、そのことについ ては話が長くなるのでやめときます。
 さて、大容量のハードディスクはどうしても欲しかったので、結局ちゃんとしたものを買うことにしました。富士通製8.4GBのものをQC-PASSで入 手、10,000円弱でした。さっそくメインマシンの中を開け、色々やって、起動です。おぉー、認識している、認識している、認識している、認識してい る…けど、えっ?か、固まってる!なーんだ、ハズレか、残念…って、こ、これは保証付きだぞ!も、もしかして例のアレですか、BIOSがへなちょこなせ い?というわけで試行錯誤の末、LBAをはずし、BIOSに物理アドレスを読ませてやることで、この問題は解決しました。もちろん、そうするとBIOSは 500MBしか認識できなくなりますが、まぁ、どうということはないでしょう。
 あれっ、ということはSAMSUNのハードディスクで起動できなかったのもBIOS のせい?答えは、♪ピンポーン。なんと、この1,500円、8.4GBハードディスクはちゃんと使えたのです。やったー、これは十分、☆☆だなと思ったの ですが…。
 このハードディスクは我がユーティリティ機、sumireに搭載され、その職責を十二分に果た していました。この時点では、およそ5GBを使っており、あるとき残りの3GBを使ってやろうとフォーマットしてみたら、なんとコイツは死んでしまったの です!どうやらコイツは、5GB以上の場所にアクセスしようとするとスネてしまうようなのです。ただ、一旦、電源を落して再起動してやると何事もなかった かのように動き出すので一安心なのですが、結局8.4GB全部を使うことは無理みたいです。おそらくこのハードディスクがjunkとなった原因はこれで しょう。ボクはパーティションを切って少しずつ使っていたので、全然気がつきませんでした。
 最後に評価です。いろいろあるにせよ5GBもちゃんと使えるんだから、まだ☆☆でもいいかなぁとも思うのですが、ここに至るまでの試行錯誤を考えると やっぱり、☆かなぁ。しかしながら、junkとしての美しさは絶品ですね。値段、リスク、実用性、希少性、そして壊れ具合…、どれをとっても完璧です。少 し新しすぎるのがタマにキズ…。
COMPAQ 
DESKPRO XE466
525円
2000年4月中旬
CompuACE
★★★
 2000年の四月上旬、メインマシンのハードディスクを8.4GBのものにしました。メ インマシン(Canon INNOVA8330 hostname sakura)の1.6GBのハード ディスクは宙に浮くことになったのです。こういうときはハードディスクを複数内蔵させるのが普通のようですが、同じ機能を持つものを同居させるのはどうも 好きになれないので1.6GBの方は、はずすことにしました。
 さて、いつものように秋葉原を散策していると、ふと、このDESKPRO XE466が目に入ったのです。486DX2/66MHz、これはVineLinux1.1のローエンドです。ローエンドのマシンをさっそうと使いこな す、これはボクの目指すところであり、そろそろそういうことにも挑戦してみようかなとちょうど思っていた時期でした。おまけに500円という申し分のない 値段。まぁ、たとえ本物のゴミだったとしても笑って許せる値段です。くわえて、この値段の一つの理由はハードディスクがぬかれていることで、今ハードディ スクが一つあまっているボクにはまさに渡りに船の状態だったのです。
 悲劇はこうして始まりました。まず最初はCD-ROMの問題に始まります。どうもうまくいかず、結局、このXE466のためになんと三個も買うはめ に…。続いて、インストールがどうもうまくいきません。途中でリブートしてしまったり、はたまた固まったりしてしまうのです。何度かやってみるとうまくい くときもあるのですが、その原因はよくわかりません。で、なんとかインストールし設定して使ってみると、今度は、突然、kernel Ooopsで御臨終です。その動作はきわめて不安定で、およそ二時間以内には、必ずkernel Ooopsでかたまってしまいます。しかし、まがりなりにも動くので深みにはまってしまったのでした…。こういうのはメモリの不具合?といろいろ替えてみ たのですが、まったく効果なし。メモリのテストをしてみても不具合は見つかりません。CPUも替えてみました。すべてをSCSIで構成してみたりもしたの ですが、いずれも効果なし。その不安定さはまったくもって安定しています。こうして書いてみるとわずか十行にも満たない試行錯誤ですが、実際の試行錯誤、 七転八倒は膨大な時間を浪費し、巨額の投資を飲み込みました。まさに砂漠に水をまくがごとき愚行だったと言えるでしょう。このXE466、今はもうありま せん。あるとなんとかならないかとまた愚行を繰り返すおそれがあるので処分してしまいました。これ以上ない敗北です。たかが500円のこのXE466のた めに失ったものはあまりに大きく、このことに関してボクは冷静に思い出すことができません。この時の資産は、XE4100へと引き継がれましたが、なんの慰めにもなってません。
 実は、このXE466に与えられたhimawariというhostnameは、いまだ我がLANの中に存在しています。もうすでにないのだから削除して もよさそうなものですが、なにかがひっかかってそれを許さないのです。きっと人は、これをトラウマと呼ぶのでしょう…。
MITUMI
CRMC-FXN01DE
約1,500円
2000年4月中旬
大漁エレクトロ
★★
 うおぉー、ボクがはじめてハまった泥沼、汝の名はCD-ROM…。機械部分のあるものは junkに向かない、これギャルの鉄則っ!と言うことで見事撃沈。って言うかー、最初はちゃんと(?)動いていていたのですが、いつの間にか一週間ぐらい で動かなくなりました。このCD-ROMは、上記COMPAQ DESKPRO XE466のために購入した わけですが、この不安定動作がXE466問題の混迷の度合に拍車をかけました。うーん、しかしCD-ROMってどれくらい壊れやすいものなのでしょうか? いったい、どれくらいで寿命がくるものなのでしょうか?ここらへんの感覚は、まだパソコンいじって一年ちょいのボクには経験値が低すぎてよくわからない部 分です。これからの課題ですね。
 しかし、この頃は本当にバカだったなぁ。CD-ROMなんて1,500円もあればQC-PASSで、はるかに安全に買えたのに。それを知っていながら、 危ないものに手を出して、まったく何をいい気になってたんだか…。これじゃ、高いところから飛び降りて、いい気になってる小学生と変わらない幼稚さだ。文 句なしの、★★!
Pioneer
DR-444  12x
2,079円
2000年4月23日
ソフマップ
秋葉原8号店
 さて、『困った時のソフマップ頼み』です。もう、この状態ではQC-PASSで買い直すなんてことは悔しくてできません。で、 12x速です。ちなみに、この時、売っていた中で一番安かったのがこれです(あたりまえ)。ソフマップぐらいになると、もう、この時点(2000年4月) では最低速のCD-ROMは、12x速なんですねぇ。ボクはCDーROMなんて4x速もあれば十分かなと思っていたので、いろいろと考えさせられました。 仮に前述のFXN01DEが完動したとしても、コストパフォーマンスはこのDR-444の方が十分上でしょう。おまけにこちらには、アリガタイ、ソフマッ プの二週間保証がついているのです。さすが、ソフマップ。と言うことで、これは junkではないのですが、なんとボクはこれを使うことができなかったので junkも同じです。なぜ使えなかったかと言うと、そのアマリの動作音に耐えられなかったのです。壊れてる、交換してもらおうか、保証がついてるんだ し…、とも思ったのですが、踏みとどまりました。もしかしたら、こういうものかもしれないからです。実際、後日そういうものであることが判明しました。い やー、「動作音がでかい」などとソフマップに持ち込んでたら、いい恥をかくところでした。しかし、あんなにうるさいモノをよくみんな黙って使ってるなぁと ホントに思います。それにくらべたら、4x速CD-ROMの静粛性は、なんと素晴らしいものなのでしょう!CD-ROMなんて、4x速で十分だとつくづく 思います。
 まぁ、なんだかんだ言っても評価では減点にはならないし、実験的に使うこともあるので値段分の働きはしてるかなぁ。うーん、評価は、〜です。
TOSHIBA
CD-ROM
XM-5302TA
1,000円
2000年5月上旬
日米商事

 とにかく、CD-ROMからインストールするにはCD-ROMドライブがないことに は、どうしようもないので、また買ってしまいました。このCD-ROMは見かけるところではよく見かけるありきたりな4x速のCD-ROMです。一般に 「タマ数の多いものは、不良品の率が低い」とボクは考えているので、なにかと丁度いいかと思い、買ってみました。動作はおおむね良好です。ただ、何もして いない時、オレンジのアクセスランプが一秒から二秒の間隔で点滅しっぱなしです。こういうものなんでしょうか?とりあえず、動作に異常は見当たらないので かまわないのですが…。
 ところで、このCD-ROMはFMVに使われていたものらしいです。調べるまでもなく、動かしてすぐわかりました。トレイを出してみると、なんと中に タッチおじさんのイラストのついたアプリケーションCD-ROMが入っていたのです。当時のメイン機、sakuraに は、Windows 3.1が入っているので、それでちょっと遊んでみました。うぅー、だめだ、弱い…。チェスは、Linuxの GNU Chessに遠くおよばず、ゲームボーイのチェスよりも劣る感じです。ついでにマージャンもやってみましたが、こいつも弱いです。半荘を二百回ほどやっ て、ボクのアヴェレージは、なんと+20を越えています!つまり、ほとんどトップです。マージャンという運が大きく作用するゲームで、これだけの差がつい てしまうとはどういうことなのでしょうか。まさか、そんなゲームを作るとは考えられないので、バグなのでしょう、きっと。
 しかし、まぁ、あきもせず半荘二百回もやっておきながら、あまり悪口言うのもなんなので、評価はオマケCD-ROMの分で、☆ということにしておきま しょうか。
COMPAQ 
DESKPRO XE4100
2,205円
2000年4月下旬
CompuACE
 hostname sumireを与えられたWindows95、Vine Linux 1.1、2.0のトリプルブートマシン。ス キャナプ リンタもつながれており、我がjunkの粋を集めたユーティリティ機です。ハー ドディスクを8.4GBに換装、メ モリを32MBに増設しCD-ROMを追加、LANは3C509 TP(509Bじゃないところが渋い!?)、モデムはMicrocom V34ES II、SCSIにはadaptec aha1510Aを搭載しています(サウンドはオンボード)。ある意味、とてもカタイ構成ですが、ただでさえjunkなのですから他の問題をでき るだけ避けるための措置です。この構成だと、どのOSにおいても、デフォルトの状態ですべてのデバイスを認識させることができます。とは言うものの巷間言 われているCOMPAQの特殊性には多少つきあわされました、BIOS、CDーROMのマウンター、ネジ…。
 まぁ、今時PCIバスもない486マシンを現役で使っている人は、そうはいないと思いますが、それでもそれなりにちゃんと動きます。さすがにmp3を CDクォリティーで鳴らすのはつらいのですが…。でもでも、必須環境Pentium100MHzの某ゲームは問題なくクリアできたんですよ。ちなみに DirectX8をインストールしてみたら、インストール終了後、486機では機能しないと言われてしまいました。そういうことはインストールする前に言 えよ!
 なにはともあれ、もうしばらく使ってみます。目標は、電池切れ電池交換!
3Com
3C509 TP
504円
2000年4月29日
ソフマップ
秋葉原5号店
 これは、実はjunkではありません。なんと初期不良の保証付きです。最初、自分の耳を 疑いました( 店員のバイト君が間違えたのだろうか?)。さすがと言うか、なんと言うかソフマップです。こんな値段のモノだったら、たとえ動かなくてもワザワザ電車賃 使って交換しに来たりしないぞ、手間もかかるし。よくわかりませんが、なんかバカにされてるようであまりイイ気持ちはしませんね。いや、保証がついてるの はたいへんよいことなんですけど…。
 このページは一応、junkのページなので本来ならこれは対象外なのですが、我がjunk集合体、DESKPRO XE 4100の補足のために取り上げました。でも、見た目は十分junkでしょ。こんな値段のこんなモノに保証をつけるなんて秋葉 原広しと言えどソフマップだけです。うーん…、秋葉原でもっともリスクが低くて、かつ安い店はどこかと言えば、結局ソフマップになっちゃうんだよなぁ、で もそれってつまんないよなぁ…。
 この3C509 TPはチップや基板の外観がとても古風で、このボクにしてダイジョブかいな?ホントに現役なの?と思わせてくれます。思わせてくれますが、もちろんちゃん と動きます。えぇ、なにせソフマップの保証付きですから。
adaptec
AHA1510A
210円
2000年6月中旬
じゃんぱら
秋葉原2号店

An image of AHA1510A
 はじめてのSCSIカード。とくに必要はなかったのですが、その値段にひかれて買っ てしまいました。嘘か本当か未チェックという表示が目をひきます。junk者のボクにとって、この『未チェック』という言葉はたまらなく甘美に響くので す。なにはともあれ、値段が値段だしハズレでもO.K.ってな感じで買ってしまったのが運のツキでした…。
 早速、帰って動作確認です。うげっ、うっそー、スロットにささらない…。そう、この1510のブラケットはなんと通常のものより短いのです。なるほど、 動作未確認のワケはこれでしたか。しかたがないので、このブラケットをはずしてスロットに挿入、とにもかくにも動作確認です。どうやら動作自体に問題は見 当たりません。しかし、こんな不安定なままでスロットに挿しておくわけにもいかないので、PC/AT互換のちゃんとした規格のブラケットを探してみること にしました。ところが、ない、ない、ないのです。アンフェノールフルピッチ50ピンをスロットカバーから取り出すなんてものは自作ショップに行けば、すぐ 見つかるとタカをくくっていたボクなのですが、その考えは完全に間違いだったようです。実は、いわゆる自作ショップってほとんど行ったことがなかったの で、よくわかっていませんでした。恥ずかしいかぎりです。
 それから、一ヵ月ほど後、ボクが求めていたものがやっと見つかりました。7月上旬にじゃんぱら秋葉原本店に行ってみるとダンボール箱が一つ、それでいっ ぱいになっていたのです。つまり、自作ショップで見つからなかったのは、もう完全に過去のものだったからなんですねぇ。値段は、210円でした。あー、 SCSIカードと同じ値段か…。これについているコネクタをはずしブラケットだけにして、1510に合わせてみるとピッタリです。まぁ、そりゃそうだ、こ ういうものは規格なんだから。
 さて、評価です。この1510を完全な状態にするまでには、かなりの手間暇がかかってしまいました。本来なら、★かなぁといったところなのですが、必要 性、緊急性がなかったのでとくに負担は感じなかったし、なんか junkらしい junkでかわいらしいし、これがあったためスキャナの導入もスムーズにいったし、なんか憎めないヤツなんですよねぇと言うことで、評価は、〜です。 ち なみに、この短いブラケット、ロープロフィールとかいうものらしく、よく見かけるのはAHA1542CFで、コネクタの基板側に、Fujitsuとか FMVとか書いてあるシールが貼ってあるやつです。こんなものを今さら買おうなどと思う人がどれほどいるかわかりませんが、そういう機会がある人はお気を つけ下さいませ。
Microcom
V34.ES II
105円
2000年12月上旬
OAリサイクル
2号店
☆☆
An image of V34ES2
 我がjunk道における理想とも言えるjunk!プチプチの袋に入ったこのモデムがダ ンボール箱の中にあふれかえっていました。まず間違いなく未使用です。値段は100円だそうです。きっと、すでに商品性を失ったISAモデム (28.8Kbps)の在庫処理ということで、どこかのだれかがしかたなくナゲダシタのでしょう。さて、確かにこのモデム、商品性はもはやありませんが、 かと言って実用性までないかと言うとさにあらず、十分使えます。ダイアルアップで使うなら、最新の56Kbpsのモデムと比べてもその差は体感では、さほ ど出ないはずです。ヨーイドンで時間をはかってやれば差は出るかもしれませんが、そもそも、そういうものはそんなハードのスペックよりもネットワークの状 態に左右されるものだし、ネット上のhtmlファイルなんてそんな大きなものではないので、28.8Kbpsでもとくに実用上問題があるようには思えませ ん(もっとも、2002年3月の時点では、探せば300円ぐらいでいくらでも56Kbpsのモデムが手に入るようになってしまったので、28.8Kbps のモデムはjunkとしての商品性も失われてしまいました)。
 ボクのメインOSはLinuxで、Linuxは内蔵モデムはなかなか使いにくという話を聞いていたので、いままで躊躇していたのですが、100円ならい いでしょう。というわけで、とりあえず二個買ってみました。動作の方は、スロットに挿して起動しただけでそのまま使えました。内蔵モデムのことについて詳 しく書いてあるモノはあまりないのですが、実際はLinuxでもISAのモデムならたいがいは使えるらしいです(もちろん、例外あり)。
 junk道には、掘り出し物探しをその目的とするjunk探求派、使えない物を自力で使えるようにしてやることに情熱を燃やすjunk救済派など色々あ りますが、ボクの場合は、社会的にはゴミでも使えるものは使いこなしてやるということに意味を見出すjunk環境派です。そのjunk環境派のボクにとっ てこのモデムはまさに理想のjunkです。だったら評価はもちろん☆☆☆!といきたいところなのですが、このモデムほとんどノーリスクなので、ワサビがき いてないってことで、ひとつ減らしました。
各種SIMM
105円~
いろいろ
いろいろ

 SIMMってなんであんなに高いんでしょ?いや、8MB以下のものはちゃんとゴミ扱いされ ていますが、16MBになると突然、1,000円を越えてしまいます。16MBと言えども、SIMMなんて21世紀の今、ゴミ以外のなにものでもありませ ん。junkに肩入れしているボクでさえそう思うのに、いったいそんな需要はどこにあるのでしょうか?SIMMは骨董品扱いなのでしょうか?いずれにせ よ、こんなものを欲しがる人間がボク以外にいったいどれだけいるというのでしょう。いや、ボクでさえこんな値段のモノは買えません。コストパフォーマンス 悪すぎです。SDRAMと比べたりなんかしたらメマイがします。
 そういうわけでボクはメインマシンのメモリ増設をあきらめ、次期メインマシンの購入について検討しはじめ…、ん?うおぉ!こ、これが秋葉原的戦略 かぁー!そ、そうか!SIMMの値段は需給バランスがこれを決定しているのではない、古いマシンを使うことをあきらめさせるための『戦略』がこれを決定し ているのだ、つまり秋葉原はSIMMを適切な価格で売ることによって利益を得るよりも、古いマシンを使い続けることをあきらめさせ、新しいマシンを買わせ ることによって利益を得ようとしているのだ…。これはある意味、至極当然のことなのだが、しかし秋葉原には新しいマシンを売ることによって利益を得ている 店ばかりがあるわけではないはずだ、それなのに…?なにか大きな力が働いているのか、この秋葉原という戦場で。あぁー、一兵卒のボクには知る由もない…。
 まぁ、そんな戯言はさておきメモリです。もちろん8MB以下のゴミをたくさん買ってしまいました。一部相性が出たものもありますが、動作はおおむね良好 でした。でも、★です。結局のところ安物買いの銭失いでしかなかったからです。いくら安くても必要のないものを買ってはいけないという買物の鉄則を教えて くれたSIMMでした。
Canon
CanoScan 300
2,079円
2000年9月上旬
ソフマップ
8号店
☆☆
 これだけは絶対に買うまい、と心に決めていたボクにとっての禁断のデバイ ス、スキャナ…。結局、その禁も半年程でホゴになってしまいました。なにゆえ禁断であったかというと、それはもちろん、『スキャナで画像を取り込んでパソ コンで加工』だなんてオタクじゃん、ダッサー!これでは、女の子にモテルわけがないじゃないかぁー!…、あーぁ、いいよ、もう、別にもてなくても、『なん とかなるよ、絶対だいじょうぶだよ』…。
 まぁ、そういう話はとりあえず置くとして、でもスキャナを買うことを自ら禁じていたのはホントです。一応、歯止めのつもりだったのです、パソコン関係の ものを増やさないための…。これ以後、いままで効いていたブレーキが効かなくなりました。金銭感覚も一桁上がったと言っても過言ではありません。これまで は、1,000円のモノはボクにとってはjunkではありませんでしたが、スキャナ後は1,000円程度のゴミはちゃんとjunkとして買えるようになっ てしまったのです。あー、毒がまわりはじめた…。
 さて、評価についてですが、甘いですか?300dpi程度のスキャナなら1,000円で買える時代ですからねぇ。でも、このCanoScan 300が、ユー ティリティ機の上にちょこんとのっかっている姿は、なかなかかわいらしいんですよ。1,000円で買えるようなやつはでかくて、こうはいかないで しょ。それに、このページの画像の多くは、このスキャナで取り込んだんです。えっ、それでもダメ?やっぱり、☆☆では甘すぎですか?いや、しかし、これが ☆☆でないとボクは困るんだぁー!だって、だって、これを買うのにどれだけ悩んだか…。詳細はこちらで、→CanoScan 600
Number9
GXE64Pro
1,050円
2000年3月下旬
OAリサイクル
2号店
★★

 実は初代メインマシンINNOVA8330には欠陥(?)がありました。オンボード のビデオチップがLinuxのGUI(通称 X)に対応してなかったのです。いや実際には、なんとかする方法があったのかも知れませんが、当時のボクにそれは無理な相談というものでした。一般にXの 設定は難しいと言われていますが、すでに時は2000年、Pentium搭載のWindows95マシンという完全に枯れたマシンでは、たとえXの設定と いえども普通は造作もなく自動設定が終了するものです。もっとも、当時のボクにはそういう知識がなかったので、マニュアル本に書いてある『Xの設定は難し い』という言葉を鵜のみにして、そういうものなんだと思いこんでいました。で、どうしたかというと、とりあえずXは16色で起ち上げることにしました。こ れならどんなビデオチップにも対応するそうです。まったくの初心者だったボクにはそれでも十分だったのです。しかし、16色の環境下では動かないソフトは 少なからずあるというのに、当時まったく不具合を感じなかった自分が、今思うと本当に不思議でなりません。
 さて、16色でも不具合を感じなかったボクですが、とうとう16色ではダメダと思う時がやってきます。ついにインターネットに接続したのです。ppp接 続はXに並ぶ難関として知られていますが、これはとくに問題もなくクリアすることができました。しかし、あー、しかし、そこでボクは衝撃の事実を知ること になるのです。あたりまえと言えばあたりまえなのですが、16色ではまともに画像を表示することができないのです。しかたがありません、新しくビデオカー ドを買うしかないでしょう。
 そして、最初に選んだのがこの#9 GXE64Proだったのです。この当時はビデオカードの(junkとしての)流通量は比較的少なく、あまり選択の余地なく決めたと記憶しています。OA リサイクル二号店の店先、ダンボール箱の中で無造作にあふれだすカードさんたち。主とかそういんじゃなく、カードさんはおともだち、ということで買ってみ ました。で、再びインストール。インストーラはとくに文句を言ってきません。設定は簡単な入力とEnterだけで進行していきます。インストールは無事終 了しました。万を持してXを起動、うぐっ、なんか雪降ってる…、おまけにマウスを動かすと画面全体が揺れてしまう…。 こ、これはアナログ系が劣化している…?いずれにしろ、Xの設定でどうこうなるものとは思えない、つまりこれは完全なハズレということだぁ−!
 うわぁー、ふりだしだぁー!以下、続く。
Trident
TGUI 9660
1,050円
2000年3月下旬
OAリサイクル
2号店


 

Diamond
(現SONICblue)
Stealth64 VRAM
1,000円弱
2000年9月下旬
じゃんぱら
秋葉原2号店

An image of stealth64

 と言うわけでGXE64Proの続きです。上述したように、この当時、ビデオカードの流通量は少なく、結局、再度GXE64Pro と同じダンボール箱の中から選ぶことになりました、こうなったら意地です。で、選んだのが、このTGUI 9660でした。
 例のごとく、帰宅して再インストール。くわしい方には、なんで再インストールと思われる方も多いかと思いますが、これは当時のボクの技術限界を表してい ます。さて、結果です。TGUI 9660はボクの窮地を救ってくれました。こうして、ボクのインターネット生活が始まったのです。ありがとう、TGUI 9660!
 では、なにゆえ、★か?本来ならこれは、なんの特徴もない普通のjunkとして、を与えられるのが妥当でしょう。このTGUI 9660は確かにボクの窮地を救ってくれましたが、それは色深度8bppというものだったのです。8bpp(256色)と16bpp(約6万4千色)とで は、まったく世界が違います。VRAMは2MBなので解像度を選べば、色深度16bppも24(32)bppも可能なはずです。しかし、それらの設定は有 効になりません。『Xの設定は難しい』マニュアル本の言葉が思い出されます。とくに色深度16bppもしくは24(32)bppの設定は限定された条件の もとにしか成功しないと書いてあります。そういうものなのねと思ってました、当時は。
 その後、このTGUI 9660でも色深度16bpp以上を実現できる日がやってきます。我がOS、Vine Linux 1.1を2.0にアップデートしたのです。そう、XFree86のヴァージョンを上げたら、この問題は解決したのです。これで晴れてTGUI 9660にハード上の欠陥がないことが証明されました。ますます、★の理由がわからなくなりましたか?すいません、もう少し話は続きます。
 これに気を良くしたボクはProsignia 300にもこの環境を導入したいと思い立ちます。Prosignia 300はなんとVRAMを512KBしか持っていません。いかにサーバー機とは言え、 少しふざけています。ただこれでも色深度8bppは実現できるわけで、ハード実験機としてはとくに問題はなかったのです。なによりも『Xの設定は難しい』 という言葉がボクの行動を制限しました。新しいビデオカードを買っても結局8bppでしか表示できなければ、まったくの無意味だからです。しかし、もうそ んな心配は無用です。少なくともそのハードルはとても低くなっているに違いありません。
 ボクは喜び勇んで秋葉原を散策しました。この頃には、junkビデオカードも徐々にその数を増やしていました。そして、じゃんぱら秋葉原2号店で Diamond Stealth64 VRAMを買ったのです。確か、1,000円はしなかったと思います。
 さぁ、実験です。今、Prosignia 300にはVine Linux 1.1が入っています。とりあえず、これで実験します。もう、この頃には再インストールなんてバカなマネはしなくてもすむようになっていました。そして、 結果です。ボクは驚愕しました、こいつはいとも簡単に32bppの色深度を実現するのです。よくよく考えてみれば色深度などという重要な問題にもかかわら ず、ネット上には、そんなことに関する情報はほとんどありません。つまりそれは普通は問題にならないことだったのです。Vine Linux 1.1でTGUI 9660が16bpp以上の色深度を実現できなかったのは、偶然とでも言うべきTGUI 9660固有の、もしくはボクの環境固有の問題だったのです。それは決して『Xの設定は難しい』からではなかったのです。
 いや、もちろんハード上問題がないこのTGUI 9660のjunkとしての評価を★にするのは不当です、いや、それはわかっています。しかし、このボクのやりきれない気持ちはどうすればいいのでしょ う。16bpp以上の色深度を実現できるなら、ボクはビデオカードを買い替えていました。実際、そういうチャンスは何度もありました。しかしボクは『Xの 設定は難しい』くわえて『16bpp以上の色深度は限定された条件のもとにしか成功しない』という言葉に翻弄され、それらの機会をみすみす見逃していたの です、いや、みすみすと言うより砂を噛む思いで見逃していたのです。この世紀末に256色の世界、それがどんなに抑圧された世界かアナタは知っています か?
 ホントはボクは、このマニュアル本に★をつけたいのかもしれません。残念ながら、ボクは小心者なのでそんな傲慢なことはできません。なぜなら、マニュア ルに対して何か言うには、そのマニュアルの作者と同じレベルで議論ができなければならないと思うからです。おそらくLinuxに関する文書は、そういう思 想の下につくられています、少なくともボクにはそう見えます。郷に入りては郷に従えです。
 だから、だから、TGUI 9660よ!ボクの行き場のない思いを受け止めてくれ!なぁ、ここまで来るには色々あったよなぁ、sakuraのBIOSがへなちょこでさぁ、8.4GBのHDDで固まっちゃったこととか…、ほかにも、ほ ら…。で、★の件だけど、今は現役を引退した君だけど、最後の奉公と思って我慢してくれ…、いや、ごめん、『奉公』だなんて言って、カードさんはおともだ ちだったんだよね。でも、最低かな、こんな時だけ友達面するなんて…。
富士通
FMV-DP84Y2
3,675円
2000年2月22日
日米商事2号店
 最大解像度1024x768の15インチCRTマルチスキャンディスプレイ。我が愛機、数台のパソコンの出力を一手に引き受けてい る我がモニターです。FMVの5120か5133に付属のモニターらしいです。今は移転してしまった日米商事2号店、かつてのあの地下のお店で購入しまし た。まだ初心者だったボクは、その雰囲気に少々気押されたことを憶えています。
 で、なにゆえこれを選んだかというと答えは簡単、『チェック済 OK』と貼紙してあったからです。それに外観もそんなに汚れてなくて、値段も3,500円。実際使ってみても、輝度、発色、フォーカスとも満足のいくもの でした。もっともボクは16色の環境下でもしばらく不具合を感じないほど目が節穴なので他人がどう感じるのかは別問題ですが、今現在でも輝度、発色、 フォーカスについては十分満足しています。ただし一つ不満があって、少しゴーストがあります。そのため1024x768で表示するのはつらいかなといった 感じでしょうか。しかしなんとまぁ、これに気づくのに約半年ぐらいかかったというボクの目の節穴ぶりは結構すごいですなぁ。
 評価については、値段は+、ゴーストは−で結局±0、〜ですかねぇ。うーん、どうもおもしろい評価が書けません…。とは言うものの個人的には富士通のモ ニターは結構いいんじゃないかと思ってます。どこのOEMなのか不勉強にして知りませんが、輝度が高いように感じられます。もちろんモニターを選ぶには他 にも色々な要素が左右するのでしょうが、こと輝度に関しては富士通のモニターは全般的に優秀なようです。輝度が高いということは、つまり白がきれいという ことです。『色白は七難隠す』と言うではありませんか。中古モニターがたくさんならんでるところで見比べてみるとそんな感じがします。
 さて、前の方でVine Linux1.1でTGUI 9660が16bpp以上の色深度を実現できない問題についてふれましたが、その原因はどうもこのモニターとTGUI 9660との相性の問題なのではないかとにらんでいます。あいにくこれを確かめる環境もないし、もうすでにこの原因を探る意味もほとんどないので迷宮入り は確実でしょう…。きっと、この原因を知ることなくボクの人生は終るのでしょうね…。
GATEWAY2000
EV500
525円
2001年12月2日
秋葉塾
 上記モニターは、2001年11月頃からボケはじめて、いつのまにかとても使える状態ではなくなってしまいました。しかたがない、 新調するかと思い色々検討してみました。いっそLCDにしてしまおうかとか、やっぱアパーチャグリル管かなとか、考えてみたのですが、とりあえずは、ま ず、モニター余ってるよと言っていた先輩にメールです。そしたら、いいよとのお答えが!ありがたく頂戴することにしました。
 で、まぁ、ひとつ問題は解決したということで、モニターのことなど忘れて秋葉原散策をしていたのですが、ふいに新しい店を発見。なんとも攻撃的なその店 の名は、秋葉塾。売ってるモノも、その売り方もまさにjunk!気に入ったぞ、秋葉塾!もうモニターの問題は片付いたというのに、あろうことか、二階の一 角には500円のjunkモニターがよりどりみどりだぁぁ、さぁ、どうする?売られたケンカは買わねば男がすたるというもの、買いじゃぁぁぁ!ちょっと頭 に血がのぼってしまいました。こんなものは、当然のごとく動作未確認、どれが動くかは完全なバクチです。こういうときは外見で判断するよりほかはありませ ん。外見の状態もよく、より新しそうなモノということでこのEV500に決めました。結果は、完動です、描画にもまったく不具合は感じられません、やっ りー!
 ということでモニターが二台、狭いボクの部屋にやって来たわけですが、結局、このEV500は、メインマシンにつなぐこととなりました。先輩から頂いた モニターも悪くはなかったのですが、17インチは広すぎてどうも落ち着かないので、15インチのEV500の方をメインの環境にしました。sakuranadesicosumire、が切替え機経由で17インチのモニターにつながれ、とうとうボクの環境もモニター二台 体制の確立です。結構、快適ですね。もっと早くから、こうしてればよかったかな、とも思います。
 しかし、今回は久々の大バクチでした。値段こそ500円ですが、もしモニターのゴミなど掴んでしまったら、それを捨てるのにはそれ相当の出費を覚悟せね ばなりません。もし、そうなっていたならば、★★はかたいところだったでしょう。
Number 9 
Imagin128 4MB
735円
2000年12月中旬
PCーNET

 パソコン生活も慣れてくると機器のアップグレードを考えるものです。ボクが最初に試みようとしたのは、ビデオカードの交換です。 VRAMが4MB以上欲しいと思ったのです。しかし、時はすでに2000年、まともなビデオカードはすでにすべてAGPです。世間的にはゴミでしかないボ クの愛機にはAGPなどというハイカラなものはありません。というわけでPCIのビデオカードを探すわけですが、PCIで4MB以上のVRAMを積み、か つボクが買える値段のビデオカードにはまったく出会うことができませんでした。そこに現われたのがこのNumber 9 Imagin128だったのです。十分にキナクサイ値段です。しかし、これまでの経緯から買わないわけにはいかないでしょう。
 帰宅後、Prosignia 300に突っ込んで起動、やはりというかなんというかウンともスンとも いいません。あー、だめなのねとスロットからはずしてしげしげ見ていると、なぁんとRAMDACの足が一部つぶれていやがる!ここの短絡を離してやればも しかして?

 結果は、ズバリでした。だったら、なぜ、★なの?と思う人もいるでしょうが、足のツブレに気づいていたらボクはこれを買いませんでした。あの細い足を修 復するのはそれなりにたいへんだし、くわえて、一ついかれた部分があるということは、ほかにもいかれた部分がある可能性が高いからです。足を修復できない 可能性もあるし、仮に修復できたからといって動く保証はどこにもないのです。
 しかし、足のツブレに気づかないとは…、注意力の欠如をいましめる意味をこめて、★にします。
Diamond
(現SONICblue)
Stealth64 
VRAM 4MB
525円
2001年3月中旬
掘出屋 権衛兵
 こいつが、もっと早く手に入っていれば十分、☆☆だったのですが…。いや、それは言いっこなしというもの、junkとはそういうも のなのだから。
 もうビデオカードなんて必要がなくなっていたのですが、ある種の郷愁とこの店ではまだ買物をしたことがなかったのでちょっとした興味と、まぁ、そんな動 機で買ってみました。ビデオカードの値段の相場は2MBのVRAMで1,000円といったところなので、本物のゴミかもしれません。もっとも、1,000 円ぐらいのjunkの値段なんてあってないようなもの、ある程度の値段のものなら値段が高ければリスクは低くなりますが、これぐらいの値段のものではほと んどアテになりません。
 で、結果は、正常に動作しました。現在、ハード実験機(Prosignia 300 hostname  nadesico) に搭載されています。
ESS1868
399円
2000年9月中旬
otto2号店

An image of ess1868
 ボクの環境でWindows95は486機にインストールされています。 ホントは、Pentium機のハード実験機 nadesicoにインストールしたいと思っている のですが、SCSI構成のこのマシンにインストールする方法がよくわかりません。多少は調べてやってはみたものの、なんかドライバを読み込むあたりで固 まってしまいます。起動フロッピーからSCSIのCD-ROMを使えるようにするのは、どうも無理みたいです。いや、たぶん無理じゃないんでしょうけど、 今さらWindowsについてオ勉強するのもいやなので…。
 と、ひとまず断念していたわけですが、いろいろと事情があり、再び挑戦することになりました。依然、起動フロッピーからSCSIのCD-ROMを使える ようにする方法がわからないので、Windows95のCD-ROMをまるごとハードディスクにコピーしてやり、そこからSETUPです。インストールに 他のOSの助けを借りるのは、システムとしての自己完結性に影響するのでホントはやりたくないのですが、まぁ、そんなくだらないことも言ってられないし、 とにかくインストールすることが先決です。で、まずLinuxをインストールし、LinuxでWindows95のCD-ROMをCドライブにまるごとコ ピー、起動フロッピーで起動してSETUP。インストール自体は無事完了しました。まぁ、IRQの混乱でまともに起動させるのには少々手間取ってしまった のですが、なんとかなりました。
 さて、なにゆえWindows95を今さらハード実験機に移そうと思ったかといえば、その真の目的はゲームです。世の中にはいろいろな義理やシガラミが あるもので、今までそっちの方にはまったく縁のなかったボクもLeafのAIRをやることになってしまったのです。このゲームは必須環境がPentium 100MHzなので486DX4のsumireには、ちと重荷です(ボクには軽快に動いているよ うに見えますが、こんなところで反発してもしょうがないので…)。というわけで、Windows95の移行計画がこうして実行されたわけです。
 で、ゲームなわけですから、音がないとつまりません。そこで、以前気まぐれに買ったこのESS1868の登場です(ふーっ、やっと出てきた)。さぁ、い ろいろやって起動!おーっ、例のごとくWindows95は新しいデバイスを見つけたと言ってきました。ふんふん、どれどれ??えつ、ド、ドライバがな い?ESS1868なんて、古くてありきたりなモノのドライバがない…?ぬわぁーんと、Windows95って、こんなモノよりも古いのかぁー!そもそも ボクがWindows95を買ったのは、Windows95に対応してないハードは事実上ないと思ったからで、Linuxで動作確認できないものについて 最終判断するためなのです。それなのに、このWindows95(4.00.950a)は、こんな古くてありきたりな、もちろんLinuxでも一応動く ESS1868を動かせないなんて. . .君には失望した。もちろん、たいていのドライバはメーカーのサイトからダウンロードしてくればすむ話なのですが、ボクの目的のためには、少々賞味期限切 れかなと思わなくもないです。
 はてさて、このESS1868の動作に問題はないようです。しかし、ボクは重大な事実を忘れていました。そう、ハード実験機 nadesicoのCD-ROMのアナログ出力コネクタに合うケーブルがないということを。これでは、CD -DAが使えません。うわぁーん、AIRのオープニングで『鳥の詩』が聞けないよー、ナミダ。このケーブル、とにかく普通に売ってるところでは見つけるこ とができませんでした。たぶん、古すぎるのでしょう。気長にjunkで探すしかないようです。
 また、このWindows95、起動と動作に問題はないのですが、終了時、「しばらくお待ち下さい」の状態で固まってしまいます。そのまま電源落しても 不具合は出ないみたいですが、なんか気持悪いし…。と言うことで、Windows95移行計画は結局挫折しました。まぁ、486DX4でもAIRはちゃん とクリアできたし、世の中、万事コトもなしです。
intel
Pentium150ODP
610円
2001年1月15日
じゃんぱら
秋葉原本店
☆☆
 Windows 2kのローエンドは確かPentium133MHzだったと記憶しています。いや、Windows 2kを買う気はまったくないのですが、世の中の時勢というものも少しは気にかけないと。RealPlayer7のローエンドもそれくらいのはずで我がハー ド実験機Prosignia 300のPentium 90MHzでは完全に足が出ています。ハード実験機なんだからソフトのことなんか考える必要なんかないと言えばそうなんですが、できることならなんとかし てやりたいと思うのが親心。
 で、世の中にはODPとか言う便利なものがあるそうで、一つ試してみっかとあいなった次第でございます。ところが最初は探しても探してもモノ自体を見る ことさえできませんでした。そして、やっと21世紀にならんとする頃にソフマップでみかけることができるようになったのです。しかしながら、その値段は 4,5千円を下ることがありませんでした。この値段ではPentium 150MHzの本体を買うのとさして違いがありません。ODPとはなんとコストパフォーマンスの悪いものなのでしょうか。まったく、いまさらこんなゴミに こんな値段をつけてガラスケースの中に陳列しているソフマップの気が知れません…、などとぼやいていると、アー、じゃんぱら様、なんと150MHzの ODPが586円(税抜き)。なんなんでしょう、この値段?値付けするのが面倒になったんですね。Pentiumで586ですか、これまたベタな。わかり ました、買わせていただきます。さすがにこの値段だと動くことなんて正直期待していません。お約束の「絶対だいじょうぶだよ」の呪文も唱えませんでした。 まぁ、たまにはいいでしょ。
 結果は、まともに動きました。BIOSでは依然、90MHzと表示されますが、OSは150MHzと認識しています。体感でも、その速度を十二分に実感 できます。ProsigniaはODPの対応リストには載ってなかったので、仮にODPがまともでも正常動作するのかどうかナゾだったのですが、どうやら だいじょうぶのようです。
 全然、期待してなかったので、あっそう動いたのってな感じです。よく『物事は期待しない方がうまくいく』などと言ったりしますが、まさにそんな感じでし た。でも、そういうのっておもしろいですか?期待して、期待しまくっての緊張と興奮、胸の高鳴り、ノルかソルかの瀬戸際…、そういう時にこそ人は生きてい ることの実感を、そして命の輝きを感じるのではないでしょうか。いくら物事がうまくいったって、そういう一瞬がなければ人生はつまらないと思ったりするわ けで…。
 まぁ、そんな人生談義はさておき、これは、☆一つというわけにはいかないので、☆☆ということになりました。
AOpen
MW081-015
525円
2001年3月上旬
a.ampきたい館

An image of the adapter which converts from PPGA to Slot1.
 はじめてのSlot1 junk。とくに必要でもなかったのですが、なんとなく買ってしまいました。もちろん、ゲタだけではどうしようもないのでしばらくの間、ほったらかしに なってました。Slot1については、この当時、まったくと言っていいほど何も知らなかったので、まずは情報収集です。で、いろいろ調べてみて、なんとか なりそうだと思えるようになったところで一式そろえてみました。まぁ、一式と言っても買ったのはCeleron 300AとSE440BX、そして電源だけですが。
 はだかのまま組み上げて起動です。とくに問題なく動いているようです。お約束のFSB 100MHzも大丈夫みたい …。何分、はだかで組み上げただけなので十分な動作検証はしていませんが、なんとなくよさそうな感じです。さて、評価ですが、こういうものは動作の可否ウ ンヌンよりも相性の問題なので評価は、〜ですね。
 画像は、300Aを搭載し、Socket7用のファンを流用したものです。ついでにSECC用のリテンションに収まるように、拾ってきたSECCのカ バーをかぶせてみました。このゲタとこのカバーの組合せだと、そのままではコンデンサとジャンパの部分がぶつかってしまうので要加工です。しかし、こうい う加工はまったくもってヘタクソなので嫌になります。この画像では、あまりよくわからないかもしれませんが、フィギュア系の才能はゼロだなぁ。
intel
純正FAN
1,029円
2001年4月16日
Qbit

An image of intel retail fan
 ゲタを買ったなら、ファンも買わねばということで買ってみました。もちろん、ボクはブランド志向人間なのでやっぱり純正品でしょ う。インテル純正のファンはあまりいい噂を聞かないのでなんなんですが、なんかカッコよかったのでつい手が出てしまいました。こんなものまで気まぐれに買 えてしまうとはボクもズイブン変わってしまったものです。これは値段のとおり、未使用品、初期不良の保証付きでまったくもって junkではないのですが、当然ボクにとって、それらの好条件は無用の長物以外の何物でもありません。うーん、じゃぁ、なんで買ったんだろ?うーん、気ま ぐれとしか言いようがない…。
 後日談です。二、三週間後、秋葉原の路上でまったく同じモノを発見!300円でした。初期不良の保証なんていらないから、300円で買いたかったです。 きーーーっ、★。
 これはjunkではないので、本来ならここで扱うべきものではないのですが、なんか久々に買って後悔してしまったので、つい取り上げてしまいました。
ATX電源
300W ver.2.03
1,050円
2001年3月中旬
超級電能
(現 ネットサイクル)
★★★
 いや、これはですね、ダメでした。動かしてみた時、最初はなんて静かな電源なんだ!と ATX電源初体験のボクは喜んだのですが、確認のため電圧を計ってみると、12Vあるはずのモノが8Vちょっとしかない?そりゃファンも静かにマワルわけ だ。いや、別にjunkなんだからこんなことは当り前、いちいち★★★をつけるほどのことではないのですが、そのあとが問題です。実は、電源は必要だった ので今度は新品を買ってしまったのです。3,129円でした。ボクのパソコン人生で新品、バルクにおける最高金額です。世が世なら、この電源ひとつで家が 建つ!というものです。
  『温物に懲りてナマスを吹く』とは、まさにこのこと!junk者にとって、もっとも恥ずかしい行為です、屈辱です。
 この電源は最悪の評価なわけですが、そのわりにはコメントが短いですか?これは、ボクの性格ですね。確かに、書きたいことは山ほどあります。しかし、ボ クも子供じゃないので大人の分別というものもあるし…ねぇ。ホントに書きたいコトは書けないモノです。
 電源の購入はDell仕様のSE440BX用だったのですが、そのため電源の変換コネクタを自作する必要がありました。4月中旬、秋葉原でDellオリ ジナルの電源を発見、新品(もちろんjunk扱いだけど)で900円、くっそー、そんなモン絶対買わん、ふん!
intel
SE440BX
Dell Dimension
XPS-R 仕様
1,050円
2001年3月23日
湘南通商
☆☆
 初の自作機構築のために購入。当初はjunkで作るつもりはなかったのですが、第一 候補だったMS-6199の購入に失敗…、結局こうなってしまいました。しかし、どうです、Slot1はこれからjunkの花道へ一直線とは言え、BXマザー、 それもintelのSE440BXがこの値段です。N/Bのjunk BXマザーでも3,000円前後することから考えるとホント破格です。電源がDellの独自仕様なのでATX電源をそのまま使うことはできませんが、ピン アサインがちょっと違うだけなので変換コネクタを作ってやれば問題ありません。半田ゴテを使って二時間ぐらいの作業です。これぐらいの手間をかけてやる方 が、愛着がわくというものです。なぁ、ちぃ…。まぁ、運が良ければ秋葉原に落ちてるDell純正の電源を拾ってくることもできるでしょうし…。
 ちなみにと言ってはなんなんですが、この頃、QC-PASSでもintelのSE440BX(?)のjunkをたくさん売っていました。こちらは GatewayへのOEMです。ISAのスロットが二つありBX3でないのは確かなのですが、サウンドチップが載ってなかったので、440BXシリーズの どれかは特定できませんでした。値段は500円。しかし、結局ボクの選択肢の中には入りませんでした。その理由は、まず、サウンドチップがないこと、そし てメモリスロットのツメが壊れているものが多かったことなど全般的にjunkっぽく信頼性に欠けたからです。junkに信頼性もへったくれもないもんです が、湘南通商のDellマザーは junkとしての不安をまったく感じさせません。ついでに正直な感想を言うと、Dellの製品とGatewayの製品では、Dellの方が『作りがイイ』 感じがします。それは「当然」なのか、それとも企業努力なのか、はたまたボクの勘違いか、ボクは小売市場の動向にはまったくの無知なので細かいことはわか りません。あくまでも個人的な感想です。で、もう一つ言うと、DellマザーにはDellのロゴがちゃんと印刷されていますが、Gatewayのマザーに は、それらしきものが見当たりません。例の日付表でGatewayのものだとはわかりますが、このような企業戦略は、色々な意味で信頼性を欠く原因となる でしょう。
 あーっ、つい動作確認について書くのを忘れていました。とは言っても特に書くことはありません。動きました。評価も堂々の、☆☆です。2,000円の値 がついていたとしても、ボクは喜んで買ったでしょう。そういうわけで、後日もう一枚買ってしまいました。
 しかし、このSE440BXの真に特筆すべき点は、その値段ではありません。秋葉原の一等地で安定供給されていたことです。湘南通商のDellマザー は、ボクが☆☆を与えるような希少な junkのはず(?)なのに、デルっ子にはよく知られており『堀り出し物』ではないのです。2001年6月上旬、湘南通商で客とお店の人がしていた話によ ると、Precisionのマザーはまだ在庫があるそうですが、SE440BXの方はそろそろ店頭にあるだけの状態になってきたそうです。うーん、さすが に三枚あってもしかたないしなぁ…。
IBM
XP32150W
2GB SCSI
1,050円
2000年10月上旬
超級電脳

An image of junk SCSI HDD
 ただのゴミ。junk者の真髄は優れた掘り出し物を見つけることにはありません。ゴミをつかまないことです。現在、ハードディスク はコストパフォーマンスで新品にまさるモノは存在しません。単純に新品の方が安かったりすることも珍しくありません。にもかかわらず、junkには新品と は比較にならないリスクがつきまといます。よって、現在、(中古も含めて)junkハードディスク買うことは無意味と言っても差し支えないでしょう。なの に…、こんなゴミに手を出すなんて、まだまだボクも修行がたりません。だいたい、仮に動いたとしても、今、2GBの容量ではあまり使い勝手はよくないし、 そもそも、この値段設定、junkの勘がやめておけと言っていたのに、今度こそはなんてつい思ってしまったのが運のつき…、あー、わかりました、わかりま したよ。そういうことですか、そうだよな、そういうことだよな。まったく、おもしろくない、なんなんだ、それは。
富士通
FX53Z1
499円
2001年1月下旬
OAリサイクル
2号店

fx53z1.img
 
 
 
 

Diamond
Supra56i SP
1,050円
2001年1月中旬
大漁エレクトロ

An image of Supra56i SP
 

 現在使用中のISAモデム、おそらくと言うか、ほとんど確実にFMV抜き取りのありがちなjunk。この当時、ボクは Supra56i SPを使い始め、56kbpsな環境をやっと手に入れたばかりだったので、モデムをいじることがちょっと楽しかったのです。まぁ500円だし、いいか なぁー、ということで買ってみました。
 外観はそうとう傷んでいて、コンデンサのシールははずれかかってるし、基板にはってある製品コードも少し破れています。おまけにFX43Z1も同じ値段 で同じ場所に置いてあったりして、これまた悩ましい。33.6kbpsのFX43Z1なら普通の値段ですが、だとすればこのFX53Z1のこの値段をどう 判断するか、単に値付けが面倒になったのか、それとも56kbpsであることを見逃したのか、いやいや相手もプロそんなことは…、なんてことをたかが 500円のために考えるのはリソースの無駄です。こういう時こそ『絶対だいじょうぶだよ』の呪文を唱えてレジへダッシュ!です。
 さて、このモデムに興味をもったのにはワケがあります。富士通のホームページのLinux対応機種一覧みたいな資料には、内蔵モデムは全滅であるような データが載っていました(『した』と過去形なのはFX53Z1を内蔵していたような古い機種に関しては、すでにそれらの資料は削除されてしまったからで す)。しかし、ボクの知る限りでは、富士通のこれらのISAモデムがLinuxで使えるという話は聞いたことがありますが、使えないという話は聞いたこと がありません。その真偽やいかに?といったところです。
 そして結果はちゃんと動きました。Linuxでもだいじょうぶなようです。ただ、音が出ません。これは外部スピーカーから音を出すタイプらしいのです が、そのための出力端子らしきものは、6ピンあります。独自仕様でしょうか?なんとかすれば、なんとかなるような気がしないでもないのですが、やる気がお きません。音なんか出なくても全然問題はないので別にかまわないし…。
 ということで、現メインマシンのモデムの座はFX53Z1へ移ります。実は、このFX53Z1とSupra 56i SPには、明確な性能差があったのです。FX53Z1とSupra56i SPはRockwellの同じチップを使っているものの、前者はk56-flex、後者はV90対応なのです。一般には、新しい規格であるV90の方が高 性能のような気がしますが、モデムの通信記録を見てみるとFX53Z1は最高50kbpsなのにもかかわらず、Supra56i SPは最高42kbpsしか出ていません。この差はSupra56i SPのV90ファームウェアのヴァージョンが2.0と古いためで、充分な性能を発揮させるには2.2へとアップグレードする必要があります。実際やってみ たところFX53Z1との差はなくなったようです。ただ、日本のSONICblue(旧Daiamond)のホームページには2.0しか置いておらず、 いったいこれはどういうことなのか理解に苦しみます。
 まぁ、とりあえず性能差もなくなったし、フツウの出力端子もあって音が出せるSupra56i SPをメインマシンにもどしてやろうかなとも思ったのですが、めんどくさいので現在そのままの状態です。
 正直に言うとボクは、このFX53Z1を結構気に入っています。500円という値段、そしてボロボロだった外観、それにもかかわらずの正常動作…、なか なかいいjunkです。本来なら、十分、☆☆に値するのですが、おしむらくはFMVの抜き取りカードだったことです。残念ながらFMVの抜き取りカードは 凡庸でドラマを感じさせてくれないので、junkとしての美しさで劣ります。そういうわけで、今回は、☆です。うーん、残念。 
Diamond
(現SONICblue)
Supra56i Voice
1,050円
2001年2月上旬
大漁エレクトロ

 あれぇー、なんでまたモデムなんて買ってしまったんでしょうか?自分でも不思議です。もうモデムなんて腐るほどあるのに…。数えて みると動作未確認のものを含めて、なぁーんと七種十枚!もあるよ、まったくー。そう言えば、このほかに外付けのヤツも二つあったなぁ…。値段的にはどれも ほとんどゴミなので、たいしたことはないと言えばたいしたことはないのですが、なんかなぁ、ってな感じです。
 まぁ、とりあえずSupra 56i Voiceです。こいつは、56Kbpsのモデムだそうですが、それは真っ赤な嘘です。うーん、『嘘』というのは人聞きが悪いですね、すいません。しか し、なんと言ったらいいんでしょうねぇ、これは店側を責めるわけにもいかないし. . . 。なぜなら、と言うか何と言うか、ちゃんとSupra 56i Voiceって書いてあるんですもの。書いてあるって、もちろん店の人が書いたんじゃなくて一つの製品として書いてあるんですよ。これじゃぁ、誰だって 56kbpsのモデムだと思って当然です。
 実速33.6kbpsのこの「看板に偽りあり」56i Voice、いったいなんでそうなの?と、いろいろ調べてみると、驚くべき事実がぁー。ATコマンドが返してくるSupra 56i Voiceの製品コードは、SUP2122(or 2124)のはずなのですが、このSupra 56i Voiceの製品コードはなんとSUP2120なのです。そんでもって、このSUP2120という製品コードを持つ製品は公式には存在しないのでした。ち なみに、この違いはチップにはられているシールで区別することができます。意味不明なことにこのシールには、SUP2070と記してあります。画像の白い 正方形がそのシールです。通常のもの(SUP2122 or 2144)には、このシールがはられておらず、このチップがRockwellのACF56ナンタラだとわかります。
 という話の流れからすると、つまり、これはES版?ぐぅー、そんなもんに1,000円も出してしまったー、それも別にいらないものなのに…。しかしどう したものか、どうもこのモデムには、56kbps用のチップが使われているようなので、ファームウェアさえ書き換えれば、56kbpsもいけるような気が するんですけど、メーカーが提供するヤツは「そんな製品には対応していない」と言われてニベもなし。しかたがないので、他の会社の似たようなヤツで無理矢 理フラッシュしてみるしかないのかなぁ、今度ヒマになったらやってみます。
Creativelab
Soundblaster Live!
819円
2001年4月15日
QC-PASS
★★
 あー、またゴミ買っちまった。パターンを痛めてるようなけっこう危なそうな傷があったのでダメかなぁと思ったのですが、やっぱりダ メでした。これを買わないようになるとボクも大人になったと言えるのですが、現状はまだまだですね。難儀なことに最近のサウンドカードは、ハードだけじゃ 完全じゃなく、ちゃんとソフトも付いてないとその価値は半減です。ですので、仮にこれが完動品でも、買うべきjunkではないですね。
 で、その後、実はS.B.Live! valueを別に買ってしまいました。大漁エレクトロで、2,000円でした。見たところ、未使用品でちゃんとCD-ROMも付いていたのでなかなかの掘 り出し物だと思います。どうも、ワケアリで一箱(2ダースくらい?)手に入れたので、とっと売り捌いちゃえ!って感じですかね。ボクが行ったときには残り 五個でした。一個手にとってどうしようかと悩んでいると、横からきたお兄さんが残りの四個全部をまとめてレジに持って行こうとするじゃありませんか!この S.B.Live! value、確かに掘り出し物だとは思ったのですが、ぜんぜん必要ではなかったので、そんなに欲しいんなら譲ってやろうかと思い、「よかったらもう一個ど うぞ」とそのお兄さんに声をかけたところ、このバカ、いらないと言いやがる。いや、ちゃんと丁寧に断ってきたのですが、このさいそれは問題じゃない。 じゃぁ、この最後の一個はどうなるの?またあの箱に戻すの、一個だけ?結局、このボクが買うしかないじゃありませんか。別に買うつもりなんてなかったの に…。
 こうして手に入れたS.B.Live!、一応、一度は動かしてみましたが、やっぱり使ってません。sakurasumireはサウンドはオンボードだし、ハード実験機 nadesicoは、 PCIの空きスロットが現状ひとつしかないので、これで塞いでしまうわけにはいきません。現メインマシン tampopoは、今、安定して動いてるのであまりいじりたくはないし…。うーん、いつかは使うことになるだろうから無駄だとは思わないのですが、こうい う買物はあまりほめられたものではないですね。
 PCIのサウンドカードはこれが初めてだったのですが、少々の負荷ならmp3の再生でもまったく音飛びしなくなったのには驚きました。音飛びは、てっき りCPUパワーの問題かと思ってたらそうじゃなかったんですねぇ。勉強になりました。
インターネット
まるごとパック
399円
2001年4月16日
ソフマップ
秋葉原5号店

 フォントを買うつもりで購入。これにはDynaLabのフォントが五個ついてるから、一個100円以下でお買い得…?なんて思った んですが、いやー、無知って恥ずかしいです。いったいオマエは何を基準に「一個100円以下で御買い得」なんて思ったんだ、おい?だいたいフォントなんて 普通に買っても百書体が10,000円ぐらいで買えるわけで、そしたら一個100円ぐらいじゃん。まったく知りませんでした。秋葉原によく行くと言って も、行くとこかたよってんだなぁ、改めて実感 …、いままでソフト売場なんて行ったことなかったです。
 まぁ、場合によっては、百書体もいらないから五書体ぐらいが400円ほどで手に入った方が都合がいいという人もいると思いますが、ボクはそのうち百書体 ぐらいのフォントセット、買おうかなと思ってます。ボクは、そんなにフォントを使うというタイプではないので、百書体もあれば、多分フォントに関しては一 生ダイジョブでしょう。一生の安心が、10,000円で買えるんですよ、奥サン!今すぐ、お電話下さい!ってな感じです。おそらくパソコン関連のモノの中 で、もっとも長生きするのはフォントなんじゃないかと思います、それを考えただけで肩入れしたくなりますね、ボクは。そもそも、ソフトにしろハードにしろ パソコ…以下略。
 あー、ちなみに、このソフトの標準価格は、43,000円だそうです。よく知らないのですが、こういうものって当時売れたんでしょうか?junkの楽し みの一つに、当時高価で買えなかったものを捨て値で買うというのがありますが、そもそもボクにはまだそういう『当時』というものがないので、そういう楽し みがありません、残念です。標準価格とか定価とか書いてあると多少は想像もできるのでしょうが、junkは普通、そういう状態では存在しないですから ねぇ…。
Laneed
LD-HB5
819円
2000年7月中旬
じゃんぱら
秋葉原2号店

An image of LD-HB5

Laneed
LD-PHB5NA
100円
2001年4月16日
じゃんぱら
秋葉原本店

 

 複数台パソコンがあると、やっぱりつながなくてはいけません。そこで、ハブの登場です。ハブ、買おうかなぁと秋葉原をふらふらして いると、じゃんぱら秋葉原2号店でこの子に出会いました。LD-HB5は、カセットテープよりひとまわり大きいぐらいの金属製ケースに入った 10Mbpsの 5port ハブです。このLD-HB5は、なんと化粧箱入りのjunkです。我がハード系 junk中、唯一の箱入り娘です。単に箱入りだっただけでなく、確実に未開封でした。どのような身の上話があるのかは定かではありませんが、きっと色々な 苦労をしてきたのでしょう。この化粧箱には、標準価格 9,800円と印刷されており、重ね貼りされている値段表には 6,800円と表示されています。これだけでも様々なことを想像させてくれますね。現在の 10Mbps 5port ハブの値段は新品で 2,000円ぐらいといったところなので、これは完全な型落ち品です。おそらくデッドストックの処分だと思われます。じゃんぱら秋葉原2号店のあの棚に は、これが十台ぐらい積み上げられていました。ということで業者の人が持ち込んだモノでしょう、きっと…。Laneedの製品はじゃんぱらでよく見かける ので、そういう確実なおとくいさまがあるのだと思います。
 で、LD-PHB5NAですが、これはたぶん上のLD-HB5のプラスティックケース版?ディジーチェーン用のポートにストレートケーブルとクロスケー ブルの切替えスイッチがついているので、NAはその改良分を表したものだと思われます。こいつはLD-HB5とは対称的に junkらしい junkです。ダンボール箱の中に薄汚れた姿で裸のまま数台ころがっていました。裏面になにかメモされているものもあり、どこかの会社で使われていた往時 が偲ばれます。
 このLD-PHB5NAは junkらしい junkなので電源アダプターなどというものはついていません、なにせハダカでころがっていたわけですから。とりあえず、LD-HB5のものは流用できる だろうし、こういう時のために電圧可変の電源アダプターも一応用意してはあるので困ることはないのですが、やはり専用の電源は欲しいところです、というこ とでちょっと探してみました。電圧は 7.5Vというあまり見かけないものなので、なかなか見つかりませんでしたが、大漁エレクトロでついに発見!しかーし、その値段や680円なり!100円 の junkにそんな出費はできません。だいたい、100円 + 680円 = 780円となればLD-HB5とほぼ同じ値段じゃないかぁー!程度には格段の差があるのに…。そういうわけなので、これには、★をつける人もいるかと思い ますが、まぁ、普通こんなもんでしょ、junkって。
 さて、LD-PHB5NAは改良型とはいえ、ボクの環境においてはすべての面でLD-HB5が優ります。とくにその容姿に関しては比べようもありませ ん。LD-PHB5NAのプラスティックゆえの安っぽさは、LDーHB5よりひとまわり大きいそのボディーをとても鈍クサイものに見せてしまっています。 LDーHB5の引き締まったそのかわいらしい姿とは、まさに月とスッポンです。たぶんボクは、このLD-HB5を壊れるまで使い倒すことになるのでしょ う。いやー、気に入ってるんですよね、ホント。
 しかし、LDーPHB5NAよ、安心したまえ、君の出番も早晩やってくるよ、そのうちにねっ!
Canon
AH-6
(詳細不明)
399円
2000年11月初旬
otto2号店

Canon AH6 image

 SCSIカードだと思い込み、何も考えず買ってしまったjunk。コネクタがハーフピッチ50ピンに見えたので、ついSCSIカー ドと思い込んでしまいました、なんと浅はかな…。この基板の異様さを見れば、SCSIカードとはまったく思われないのですが、当時はまだSCSIカードそ のものをあまり見たことがなかったもので…。しかし、いったいこれは、なんなんでしょうか?まったくの想像ですが、ネットワークプリンタかなんかをつなぐ ヤツ?いや、実際ネットワークプリンタなどというものをこの目で見たことは一度もないので、なんなんですが、ボクの想像力の限界です。
 基板上には、CanonのAH-6と印字された各々のチップが五つとCIRRUS LOGICのGD5452とGD5453という二つのチップがあり、基板の裏側にはメモリらしきチップがびっしりです。PCIバスを持つその外観はまだ新 しく、とてもこんなところでjunkになってるものには見えません。もっとも、この時のjunk箱の中は、どれも比較的状態の良いものばかりだったので、 そういう意味で異常だということはなかったのですが、謎は深まるばかりです。どなたか、これの詳細についてご存知の方はおられませんでしょうか?見た目か らすると、なかなか高価なものに見えるのですが。
 原則としてこのページは、動作確認の終ったモノのみを取り上げることにしていますが、これは詳細不明のため動作確認のしようがないので、広く御知恵をお 借りできればと思った次第です。一応評価は、わけのわからないものを不注意で買ってしまったということで、とりあえず、★にしました。うーん、しかし、も しこれがボクにとって、いろいろな意味で使えるものならば、☆☆はカタイような気がする…のは、やっぱり気のせい…?
D-Link
DE-220P
0円
2001年1月初旬
末広エイテック

An image of DE220
 究極の値段、0円…。末広エイテックの店先でダンボール箱の中にあふれかえるDE-220P、そしてそこには『持ってっていいよ』 との貼紙が…。いや、持ってっていいよと言われてもこんなもの誰が持ってくんだろうか?このボクでさえ悩むのに…。すでにISAのNICなんて産業廃棄物 以外の何物でもないわけで、ゴミの引き取り料を払うよりは客寄せにでも使ってしまえといったところでしょうか。
 まっ、話のネタにはいいでしょ、ということで一つ持ってきてみました。一応、タダとはいえ、部屋にゴミを増やすのは嫌なので、できるだけキレイなものを 選んでみました。外観には結構、個体差があって、ブラケットのないものやひどい傷がついたものなどもたくさんあり、選ぶのについ時間を取られてしまったの はちょっと不本意だったです。しかし、よくよく考えてみれば、お金払って買うときよりも慎重になってましたね。やっぱり、お金の問題でないときは、思想や 哲学、美学を問われるので慎重にならざるをえません…。
 とか言う世迷い言はさておき、動作確認です。実は、「こんなもんどうでもいいか」とほったらかしになっていたのですが、このページのために動作確認して みました。このDE-220Pは日立のFLORAに使われていたPnP対応NE2000互換のNICらしく、Windows用のドライバは日立のサイトに 置いてあるようです。とは言え、ボクはLinuxを使っているので、あくまでもLinuxで動作確認です。この場合の最大の問題はPnPへの対処ですが、 かつては随分、問題となったこのテーマも今ではすっかり枯れた話題となってしまい…、とかなんとか言いながら、ぐおぉー、は、はまってしまったぁー!イイ ワケを一つ、だってオンボードのNICと二枚挿しになるわけだし、ついでにPnPのモデムも入れ換えたし、ビデオカードがIRQ 4を使ってて変更できないという変則的な配置になってるし、COMPAQのBIOSは使いづらいし…、あー、イイワケ一つのつもりが…。
 まったくもう、完全復旧に丸半日かかってしまいました。一日かかってたら、★でしたが、とりあえずセーフです。で、結果です。こんなものはたとえ junkでも動かないなんてことは普通ありません。実行転送速度も5Mbps強出てるし、まぁ合格でしょう。以上、『このDE-220Pの正常動作を確 認』ということで検証終了です。
Netscape
Navigater
日本語版 ver.2.01
105円
2000年6月上旬
じゃんぱら
秋葉原2号店

An image of the box of netscape navigater
 

 なにを今さらとお思いでしょうが、そもそもネットスケープのマニュアルってどこにあるんでしょう?ボクは、あんなものをマニュアル なしでは使えません。ということで、マニュアルのために買ってみました。実は、正直な話、ネット上の画像をどうやったら取り込めるのかわからなかったので す。ボクって頭悪いんでしょうか(右上はしにヘルプがあることに気づくのに丸二年かかりました、頭悪すぎですね)。なんというか、まだまだ当時は要領とい うか常識というか、そういうものがわかってなかったんです。だいたい、そんなことはマウスをいろいろクリックしてみれば簡単にわかることなのに、当時はそ れができなかったんですよねぇ。
 このマニュアルはver.2.01のものなので、かなり古かったのですが、それでも十分、役にたってくれました。とかくパソコンのマニュアルはわかりづ らいとよく言われますが、ないよりはマシでしょう。そもそも、junkには普通そんなものはついてないので、どんなマニュアルでもついてるだけでありがた いです。
 さて、箱に書かれた墨痕鮮やかな『junk ¥100』という文字が見えるでしょうか?ワビ、サビを感じさせる、なんともjunk美あふるる書体ではありませんか!直接、化粧箱にマジックで値段を書 くなんてことは、通常の商品では考えられないことです。まさにjunkならではです、やっぱりjunkはこうでなくてはなりません。値段表をつけるという 手間はバカにならないので、そもそも値段表のついてないjunkも多い中、わざわざマジックで値段を書いてもらえるなんて、あー、なんと幸せなjunkな のでしょう。junkの値段表…、場合によっては、印刷したものを使った方が手間がかからないこともあるでしょうが、やっぱり手書きのものの方が junkの美しさをよりいっそう引き立たせてくれますね。
 ところで、CD-ROMの方はどうなってるかというと、現在、ボクの鏡として現役で大活躍しております。このjunkは、たった100円で値段の何倍分 もの働きをしてくれました。あー、でも、何倍かしても何百円か…、ということで、評価は、〜です。
Future Domain
16x0
525円
2000年10月上旬
OAリサイクル
4号店

An image of the 16x0
 初代メインマシン sakuraに搭載するつもりで用意したSCSIカード。 IBM機に使われていたものらしいです。いつものことながら、junkでいっぱいになったダンボール箱を漁って、あーでもないこーでもないと思案の末、こ れにしました。しかし、いつも思うんですが、あーいうのって端から見るとどう見えるんでしょうねぇ。気のせいかもしれませんが、あんな風にjunk箱を 漁ってる人ってあんまり見かけないので、少々不安になるときがあります。まぁ、junkもとりあえずは商売として成立してるみたいなので、ボクだけってこ とはないんでしょうけど…。
 えーっと、そんな話はとりあえずいいとして、本題の16x0についてです。これは、初代メインマシン sakuraの ために買ったのですが、まず最初使ってみたのは問題のXE 466 hostname himawariでし た。すべてをSCSI構成にすることで不安定動作を回避できないだろうかという試みです。結果は残念ながら変化なし、あいかわらずの不安定さでした。あ つ、この16x0はちゃんと動きました。なんか、16x0から話がそれがちですね。何と言うか、やっぱりこいつは特徴のあまりないごく普通のjunkなん ですよね。当然評価は、〜です。
 sakuraに搭載予定だったこの16x0は、結局その任に着くことはありませんでした。いろいろやって るうちにメインマシンの交替が実行されてしまったので、sakuraに予定されていた計画はすべて凍結され てしまったのです。これからどうなるかはわかりませんが、うーん、今後SCSIはPCIにしようと思ってるので、この16x0の表舞台での復帰は絶望的 か…な?
Creative lab
SoundBlastur
Vibra 16
399円
2000年3月上旬
じゃんぱら
秋葉原4号店

an image of vibra16
 現メインマシンのサウンドカードはSoundBlaster Vibra 16です。これは、非PnPなのでBIOSにその旨、教えてやる必要があるそうです(マニュアルには、そう書いてある)。まぁ、現状ではIRQやI/Oが ぶつかるなんてことはないので、別に教えてやらなくても問題なく使えるのですが、16bitのDMAチャンネルだけはBIOSに教えてやらないと使えない ようです。
 さて、我がハード実験機 nadesicoは長らくサウンドカードを搭載していませんでした。その 理由は、CD-ROMのアナログ出力端子に合うケーブルが見つからなかったからです。使える機能はちゃんと全部使えないといやなので、ケーブルが見つかる まではおあずけです。結局、随分と時間がかかってしまったのですが(まる一年ぐらい…?)、なんとか、それを見つけることができました。さて、実験です。 とりあえず、ただ差し込んで動かしてみます。とくに問題なく動いてますね。では、次にPC/ATの規格にのっとり、ちゃんとBIOSの設定をしてみましょ う。で、起動…。う、うげぇっ、ノ、ノイズしか出ないぞー。そう、このS.B.16、16bitのDMAチャンネルは死んでいたのです。BIOSでちゃん と設定をしないときは、16bitのDMAチャンネルが使われず、8bitのDMAチャンネルだけを使っていたので問題が出なかったのですが、BIOSで 設定してやったら死んでる16bitの方を使ってくれたりするのでノイズしか出ないという結果に…。だ、だめだ、こりゃ。
 しかし、このカードっていつどこでどんな風にして買ったのかまったく憶えていません。記録として残っているとおりなんでしょうけど、まったく思い出せま せん。普通はそんなことないんだけど、なんでだろ?
Gateway 2000
P5 マザー
525円
2000年8月上旬
じゃんぱら
秋葉原2号店
 我輩は牛である。名前はまだない…。と言うことで、Gatewayの抜き取りマザーボードです。マニュアルがついてたので、それが 欲しくて買ってみました。マザーボード本体の方は動作確認を一度ほんのちょっとしただけで、あとは完全に御蔵入りです。とりあえず、動いたみたいです。こ の時、フロッピーが壊れて、問題の切り分けに苦労してしまいました。これだからjunkはダメですね。こういう実験をするときは、信頼性のあるものを使わ ないとなにがなんだかわからなくなる時があります。とは言っても、じゃぁ新品、リテール品を使えば信頼性は万全かと言うと、これまたそうじゃない。いや、 それはしょうがないとしても、『責任はない』、『保証しない』と無責任マル出しのくせに、権利だけはオレのモノと主張する…、なんなんでしょうね、パソコ ン業界って言うか、IT業界と言うか…。そんなんだといつまでたっても文化的に成熟しないぞ。ボクは基本的に部外者なので、別にどうでもいいんですけど ね…。ちょっと愚痴ってみました、はい。
WESTERN DIGITAL
Caviar 34000
4GB IDE
1,050円
2001年1月上旬
QC-PASS

An image of junk HDD 4GB
 これも上記に続き、牛さんの抜き取り junkで、お決まりの日付表が貼ってあります。さぁ、4GBで1,000円です。うーん、ギャンブルですねぇ。まだ、QC-PASSが近くのビルの6F にあった頃を思い出します。あそこで売っていたあの junkハードディスクを結局ボクは一つも買うことができませんでした。まぁ、とにもかくにも、あの頃より少しはボクも成長したぜっ、ということで買って みたわけです。確か正月セールかなにかだったと思います。正月早々、まったく何をやってるんだか…。でも、お仲間で結構混んでたのはウレシイ限りでした。
 さて、動作確認です。おぉー、とりあえず認識はしています。次に、Vine Linux 1.1をインストールしてみましょう。なんとかインストール自体はちゃんと(?)終了するようです。しかし、起動させると「ファイルシステムにエラーがあ るから、なんとかせい!」と言ってきて起動してくれません。ファイルシステムの修復をしてみても効果はないようです。うーん、やっぱりダメみたいです。コ リャ、ドッカイカレテルナ…。こうなったら後は気軽な気分でいじりまくりです。まず、DOSをインストールしてみました。これはインストール、起動とも大 丈夫なようです。そこで、SCANDISKを実行、500MB分しかわかりませんが、そこには不良セクタが一つありました。でも、感じからするとこの程度 の不具合とは思えないので、他に何か致命的な欠陥があるような気がします。
 と言うことで、最後の希望、物理フォーマットです。まぁ、そんなことやって不具合が治るぐらいなら、世の中、苦労しませんよ、ホント。ぐわぁー、ここで 敗北宣言です。
 以上、junk遊びの一類型でした。ボクのjunk遊びは、こういうのはメインではないのですが、やはり一つの典型です。なんだかんだ言っても、楽しい んでしょうね。食事を忘れて、いじり回してるなんてこともザラですし…。
 では、評価です。これは junkらしいjunkなので、まともに動かなくても別に不愉快な気分になったりしません。むしろ、その不具合を確かめる過程が楽しかったりするわけです から。試行錯誤を繰り返し、当たりハズレに一喜一憂する、まさにギャンブルに等しい楽しみです。そして、このハードディスクは、その楽しみを十二分に演出 してくれました。よって評価は、junkとして称賛すべき〜です。
IOデータ(?)
PKーK6HX
1,029円
2001年6月1日
QC-PASS

An image of PK-K6HX
 このK6用のゲタは、おそらくIOデータのPK-K6HX+400/98(CPUアクセラレータ)のゲタ部分だと思われます。多 分、生産終了になって、売れそうな余剰部品が市場に流れたのでしょう。 こういうjunkは、junkとしてとても好きなのですが、個人的には必要のないものなので普通は手を出さないところです。ただ、学生時代の先輩が欲し がっていたと記憶していたので、とりあえず押えておき、後日差し上げるということになった次第です。
 そんなこんなで、後日このゲタは首尾よく、お寿司に変わりました。もうこれだけで☆が確定。junk者のこのボクでさえPentium II 400MHzのこのご時勢にPentium120MHzの98でがんばっているこの先輩には脱帽します。しかし、さすがにあきらめたらしく最近、新しいパ ソコンを買ったそうです。Pentium III 1.13GHzのノートらしいです。というわけで、結局、このゲタは、いまだ動作未確認のままお蔵入りです。
Dell
電源 145W
315円
2001年6月4日
あぷあぷ
 Dell純正の電源です。えっ、前にDellの電源なんて買わないと言ってたんじゃ ないかって?確かに、そんなことを言いましたが、それはXPS-R用の電源についてのことです。この電源は現メインマシン、Dell OptiPlex G1の保守用です。あぷあぷの店先で、どっかで見たことのある電源があるなぁと思って買ってみました。容量も145Wで同じ、サイズもだいたい同じなの で、たぶん、単純に置き換えが可能だと思います、と言うかまったく同じもの。うーっ、ナイス!おまけに値段は、315円だあぁー。少々、ハズレの予感がし ないでもないのですが、不良品だとは書いてありません。「あぷあぷの」と言うか、Dellのjunkはとてもわかりやすくて、動かないものには、 Failure Reason NANTOKAと書いてあります。とりあえず、そういうものを避けとけばダイジョブでしょう。もちろん、動く動かないは時の運ですが…。
 さて、動作確認です。現メインマシンをこんな実験に使うわけにはいかないので、Dell Dimension XPSーR仕様SE-440BXの登場です。おーっ、動く、動く。このままでも十分イけそうだ…、そもそも300Wなんて大 容量は、ボクのようなライトユーザーには過ぎたもの、その分ファンの音も大きくなるし、いいことなんて… 、ゴホゴホ、いやぁー、でもやっぱりこのXPS-Rには300Wの電源を使ってやります。でないと色々やってきたことが水泡に帰することにもなりかねませ ん、とかなんとか言いつつ、うわぁー、どうしよう???
ICM
MO-4120
2,100円
2001年6月19日
大漁エレクトロ
 とうとう買ってしまいました。リムーバルメディア、その名はMO。うーん、とっても気に入ってます。ICM  MOー4120、その小さいボディにヒトメボレです。最初は普通に640MBのヤツを買おうと思っていたのですが、これに出会って気が変わってしまいまし た。やっぱり、ボクにはjunkですね。だいたい640MBなんて大容量は必要ないし、128MBを小気味良く使ってる方が何かとカッコイイというもので す。で、一応このほかの128MB junk MOもいろいろと検討してみたのですが、もうダメでした。もっと安いものもたくさんあったし(最安値1,280円)、ICMなんて聞いたことのないメー カーじゃなく安心の有名メーカーのものもたくさんありました。おまけに、このMO、ターミネータの設定法がよくわからないのです。正直に言うと、この junkはハイリスク、ローリターンの部類に入るものでしょう。手を出さない方が賢明です。しかし、ボクはその姿態にほれてしまったのです。ほんとにこの 小さくまとまったボディはかわいくってしかたないです。
 と言うことで、買ってしまいました。とりあえず何もいじらずに動かしてみたところ、特に問題はないようです。依然、ターミネータの設定についてはよくわ からないのですが、まぁ、現時点で何も問題は生じてないので、このことについては一時忘れることにします。
 さて、このMO、ICMの製品なのに、SCSIの認識ではVender IDがNECとでてきます。事情通の皆様方には、常識のひとつかもしれませんが、2000年からパソコンをさわり始めた『98を知らない子供たち』のボク は、ちょっとずっこけてしまいました。ついでにSCSIのケーブルが1,480円もしたのにもビックリです。コネクタの形状がほんの少し変わっただけで、 100円、200円になってしまうということを思うと、いくら値段は需給バランスが決めるとは言え、ナンダカナァーです。全般にIT関連企業の戦略として は、『需給バランスが値段を決める』と言うよりも、需給バランスそのものをコントロールしようとしてるってのがホントのところなのでしょうが…。
 まぁ、そんな話はおくとして、128MBのMOにおける最大の問題はメディアです。気にかけていなかったせいもあり、128MBのメディアなんて見たこ とがなかったので、このMOを買う前にまずメディアを探しました。大きな店では売ってるところもありましたが、230MBのメディアと同じかそれ以上の値 段がします。これでは、128MBのMOドライブを買うメリットはまったくないと言ってもいいでしょう。あー、しかしボクはこのMO-4120をなんとし ても使いたい…。で、とうとう見つけました、MO128MBメディア現品限り在庫一掃投げ売り、五本パックが380円(税抜き)。ひとまず、約3GB分 買ってみました。たぶん、これだけあればメディアを使い切る前にドライブの方の物理的もしくは社会的寿命が尽きるでしょう。マルゼンムセンさん、ありがと う。
 最後に一応、評価です。正直、評価はなんだっていいんですが、まぁ、ホれた弱み、☆にしておきます。とにかく、このMOの評価に関する最重要ポイント は、どれだけ長く使えるかなので、現時点ではなんとも言いかねます。願わくば、2年使えれば文句のないところですが…。
NEC
PCI 56K モデム
(詳細不明)
315円
2002年2月8日
ソフマップ
秋葉原8号店

a image of NEC modem
 しかし、いったいいくつモデムを買えば気がすむんだ、おまえは。ホント、性懲りもなくまた買ってしまいました。しかし、PCIモデ ムです、おそらくソフトウェアモデムではありません。でも、NECです、PC/AT互換かはまったく不明です。と言うことで、ちょっとした興味が…。
 結果は、まったくダメ。カーネル自体は、そこにシリアルポートがあることは認識しているようですが、正常に機能させることはできないようです。モデムの 情報を調べると、なんとI/Oは 0x5000、IRQは7というPC/ATの慣習からははずれたものでした。カーネルはPC/ATの慣習に沿った値でシリアルポートを認識しています。 じゃぁ、と言うことで無理矢理その値を教えてやったらO.S.はものの見事に固まりました。うーん、とりあえず、なすすべなし…、ですね。
 ISAはすでに過去のものなので、モデムのPCI化についても考えねばならない昨今、こうして試しに買ってみたわけですが、NECのモデムではダメとい うことですね。今までNECのものは、PC/ATとは規格が異なるかもしれないので絶対買わないようにしていたのですが、ちょっと油断しました。
 モデムのPCI化は、個人的な課題です。できればPCIのハードウェアモデムを使いたいと思っているのですが、Linuxにおけるいわゆるソフトウェア モデムの動作実績は資料としてよく目にするのにハードウェアモデムの動作実績というものは見たことがありません。理屈で考えれば、あまり問題があるように は思えないのですが、どうなんでしょうか?もっとも動作実績云々よりも、現実的にはPCIのハードウェアモデムの存在自体がまれであることの方が問題かも しれませんが…。
Sejin
SMB-400
105円
2002年1月4日
a.ampきたい館

 
an image of smb-400
 そのデザインにほれました。いや、別にたいしたものではないのですが、角形のすっきりしたデザインはボクにとっての理想形と言って も過言ではありません。パソコン関係のデザインはどうもボクの趣味にあわないものが多くていつも困ってしまうのですが、マウスはこれで完全解決!と思った ら、うげぇー、POSTをクリアできない!失意のうちにいろいろやってみると、おっ、INNOVAだけは POSTをクリア…?あー、でも、やっぱりマウスは使えない…、つ、使えないのはいいが、な、なにぃー、マウスのコードがあ、あつい…。 POWER  OFF!ふーっ、びっくりした。それじゃ、POSTをクリアできなくてあたりまえ。クリアできたINNOVAの 方が問題だよ、まったく…。まぁ、でもこれでマウスが使えない原因がわかったので対応策がとれます。つまり、どこかでショートしてるってことだからそこを 修復してやればO.K.なはず。もっとも、普通ならたかがマウスごときでそんなめんどくさいことやったりしないのですが、このSMB-400はどうしても 使いたいのでしかたないです。で、問題の場所はマウス本体からコードが出てるその部分、つまりコードのつけ根でした。普通なら蛇腹がはいっているところな のですが、ただ、コードを折り返して引き出しています。うーん、それじゃやっぱりいたむだろ。まだまだだね、MADE IN KOREA。
 で、その部分を切ってつなぎ直して完成です。コードはちょっと短くなってしまいましたが、とくに問題にはならないでしょう。で、使用感は最高です。マウ スのカーソルってこんなにスムーズに動くものだったなんて今まで知りませんでした。デザインのよさだけで十分だったのに、すごい拾いモノをした感じです。 でも、まぁ、値段が値段だし、マウスだし、評価は、☆にしておきます。でも、ボクの心の☆☆☆!
 
番外編
 
 これまでは、買ったものについてのみ書いてまいりましたが、やはりjunkの醍醐味には『買えなかったモノ』 もはずすわけにはいきません。いや、と言うよりむしろjunkの真髄は買えなかったモノにこそあるのです。そこには、買えたモノとは比較にならない数の買 えなかったモノの群像があり、売る側、junk、そして買う側という三者の織りなす複雑怪奇な物語は、ちょっとやそっとでは語り尽くせません。ここでは、 ほんのさわりだけですが、いくつか紹介したいと思います。
 買えなかったものの値段は税抜きです。評価は気分次第の適当です。まぁ、たぶん実際買ってみたらこうなるんじゃないかという予想です。ほかは本編と同じ です。

 買えなかったものに関するドラマは、ホントに深いです。いずれページを改めて、一席ぶちたいと考えておりますので、その節はよろしく お願いいたします。

 
Dell
Optiplex GXpro
4,500円
2001年4月15日
a.ampきたい館
☆☆☆
 Pentium Pro 200MHz  HDD 2.1GB  RAM 64MB、これで4,500円!10台ほど山積みになってました。典型的な企業のリース落ちらしく、程度も申し分なし!ボクが出会ったjunkの中で、最 高得点を獲得。しかし、うちにはもう置く場所がない。ハダカの状態とはいえ、Dell  Dimension  XPS-Rもあるし、いまさら Pentium Proのマシンを買うのもなんだし。いっそ我が愛機のどれかを捨てて場所をつくり、こいつを採用しようかとも思いましたが、だめだ、すでにゴミとはいえ、 どれもまだ捨てられない。
 あー、いつまで残ってんだろ、このGXpro。へたをすると買ってしまいそうだ…、置く場所ないのに…。

 追記です。やっぱり買うことにします。ただし、ゴールデンウィークを乗り越えてもまだ残っていた場合です。この時には、運命と思って あきらめます、あきらめて買ってしまいます、あー、我が運命やいかに…。

 ということでボクはしばらく秋葉原断ちすることにしました。別に秋葉原断ちすることもないかとも思うのですが、こういうことはやっぱ り気合いです。さて、さきに″ゴールデンウィークを乗り越えて″と書いてしまいましたが、実際はそこまで待つことができず、ゴールデンウィーク最終日に 行ってきました、そう魑魅魍魎が跋扈する秋葉原に…。
 結果は、『うーん、やっぱりないか…』です。そりゃ、売れるよな、あんな売り方したら。幸か不幸か、部屋が狭くならなくて助かりました。
 あー、このGXproは、メモリ128MBのものも売っていてそれは6,000円でした。GXproのメモリは、EDOのDIMMなんていう今となって は珍しいものを使ってるので、128MBのものを選択する方が手堅いのは明白ですが、しかし、junk者としては5,000円の攻防も無視できないし…、 とか、いろいろ考えさせてくれ楽しませてもらいました…。はぁー、どうでもいいんですけどね。
 実は、この日、OAリサイクル本店でGXproの junk、1,980円也を見ました…。ハードディスクはないそうです。GXproを買うつもりで秋葉原に出かけたわけですが、やっぱりこれは買えませ ん。足りないのはホントにハードディスクだけでしょうか?CPUならまだ しも、メモリが抜かれていたら、前述の理由で少々面倒です。Dellのデスクトップ型のケースは手で簡単に開けることができるので、見てみるという方法も あるのですが、場合によってはルール違反だし、まぁ、結局のところボクをそこまでさせる魅力はなかったということでしょうか。『不安材料は一つまで、二つ 以上あれば手を出さない』というのがボクの基本方針の一つなので、この GXproは、通常通り見逃しです。

富士通
MO  640MB
8,888円
2001年3月末
 CompuACE
 ウチにはいまだリムーバブルなメディアがありません(そりゃー、フロッピーはありますけど…)。常々、欲しいとは思っているのです が、いろいろあってなかなか買えません。で、どうです、奥さん?このMO。安いでしょ。だいたいの相場で言えば、640MBのMOは12,000円ぐらい が最低ラインなのですが、このMO、それをはるかに下まわっています。おまけに八並びのこの異様な数字、これはきっと黒魔術かなにかのおまじないに違いあ りません。気をつけろ!なにか術をかけられるぞ!!
 ということでボクはこれ、買えませんでした。一週間後には案の定、なくなってました。ねぇー、これ買った人、どうだった?ちゃんと動いた?なにか不具合 は?ぐぁー、教えてくれーーー!…やっぱ、買っておけばよかったかなー…。
MS-6199
4,980円
2001年3月23日
あぷあぷ2号店
 junkもこれからの時代は、Slot1への対応が不可避です。往年の名チップセット 440BXならば、Celeron、PII、P!!!と幅広く対応できるので実験用のマザーには最適かと思われます。また、実験用なわけですからjunk などという信頼性のないものではなにかと困ります。というわけで、もし買うならば、今回はjunkではないものを買おうと決意しました。そこで見つけたの が、このMS-6199です。箱入り新品が大量に山積みになっており、そのせいか値段も相場よりかなり安めです。でも、junk者のボクにとって、 5,000円は大きな出費です。ボクは躊躇しました。冷静に考える時間が必要です。一週間の猶予ののち、再びあぷあぷに行ってみると依然、MS-6199 は山積みです。よし、決めた!買うぞ、この次にね。と、その三日後行ってみると、あの山積みになってたはずのMS-6199は跡形もないのです、なっ、な にー!?秋葉原ではもう売れないと判断して地方のほうにまわしたな。もう少し待ってくれよー、というボクの心の叫びも虚しく響きます。あー、この十日程、 このMS-6199の下調べに費した時間が無駄になってしまうとは…、5,000円という巨額投資のせっかくの決意が…。
 ぐうぉー、予定変更だぁー!また、junkか。結局、第二候補のSE-440BXに落ち着くことになり ました。まぁ、ボクらしいと言えばボクらしいのですが…。
Canon
CanoScan 600
1,000円
2000年9月中旬
あぷあぷ
★★
 買えるかぁー、そんなもん!…思い立ったが吉日、スキャナを買おうとボクは 秋葉原に出かけました。ボクの秋葉原散策ルートは駅を降り、まずはソフマップ八号店に行き、次にじゃんぱら各店を流します。こうしてだいたいの相場をつか み、そののちにそのときどきの目的に沿った行動に移ります。このときもまずソフマップ八号店に行きました。うまい具合に、CanoScan 300が 1,980円で売っています、これが第一候補に決定です。そしてこの第一候補を上回るスキャナを探す旅が始まりました。しかし、いろいろまわってみました が、この第一候補を上回るようなモノはなかなか現れません。だいたい秋葉原をひとまわり、もう第一候補で決まりかなぁと思っていたら、なんと最後の砦とも 言うべきあぷあぷにそいつはいたのです、CanoScan 600…。値段は1,000円です…。第一候補の二倍のスペックを持ち、値段は半分…。ご丁寧なことに箱にまで入っています。状態もいいようです。が、し かし、店の人に聞いてみるとどうも動かないかもしれないとのこと。動作確認は別の人がやったので詳しいことはわからないが、こういう値段がついてるってこ とは動くと思わない方がいいとのこと。うーん、1,000円なら賭けに出てもいいような気もするが、見た目もなんか動きそうな感じだし…、でも、はずれ だったらまた買いに来なくてはいけないし、そもそも粗大ゴミ捨てるのは面倒だしなぁ、はてさて、ここで日和るのか、それとも勝負か…。悩んだ末、結局、安 全策をとることにしました。どんなに雨が降りそうでも、降ってさえいなければ傘なんて絶対持たなかったこのボクも小賢い大人になってしまいました。CanoScan 300は万事快調に動いています。たぶん、このボクの選択はベストチョイスだった のだと思います…。しかし、しかし、なにかこう心は晴れません。ワカサとはバカサなり。若いという字は苦しいという字に似てます。あー、前略、秋子さま。 今、ひとつの季節が終りました…。
 東芝
PV-3000
4,000円
2000年10月下旬
あぷあぷ
  なんとなんと、このマシンのスペックはPentium 150MHz 96MB 2GBというホントか?と疑わざるをえないものでした。だって4,000円ですよ。そして特筆すべきは96MBのメモリです。この当時、16MBx4= 64MBは6,000円ぐらいしたものですが、96MB積んでるマシンがこの値段!?仮に動作しなくても部品取りのjunkとしてまったく申し分のないも のです。
 メモリを探していたボクには一瞬とても魅力的に見えましたが、素直に買うことはできませんでした。これは、このPV-3000になにか問題を感じたから ではありません。これを買って、もし素直に動いた場合、当時のメインマシンsakuraのスペックを越えて しまいます。このことはつまりメインマシンの交替を意味します。今は果たしてその時期なのか?また、メインマシンの交替という大プロジェクトをこんなわず かの差のために実行していいものなのか?ボクは悩みます。そして動かなかった場合は、部品取りのjunkと化すわけですが、使えないマシンを置いておくよ うなスペースは、この狭いボクの部屋にはもうないのです。96MBのメモリを4,000円で買えるのなら喜んで買っていたところですが…。
 涙をのんで見逃しです。うーん、でも、しかし4,000円っていうのは安すぎ …、14,000円の見間違いかなぁ、そんなはずはないんだけど…。
 

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